眠ったら逢いたい

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 寝るのが十二時過ぎになって、酒を独りで飲み過ぎて、座椅子を倒した状態で毛布をかぶって寝ていた。愚かである。

 一人酒を断ちますと何度目になるかわからない宣誓をする。仕事中、恐ろしく眠かった。睡眠不足になると感情が不安定になる。最近、あまりにも変わらない生活、恐ろしく繰り返す仕事、信じられないくらい零れていく時間のせいで机にうずくまって絶叫をあげたくなる。当然社会人としてそんな事はできないけれど、胃のちょっと上くらいの位置に感情がマーブル色になってウルトラQのタイトルコールみたいにぐちゃぐちゃに混ざっていっている。危険である。

 

 なんとかかんとか五時過ぎに仕事を終える。Spotifyでどっかのしらん誰かの音楽を聴きながら帰宅する。どうしても寿司がたべたかったので近所のスーパーでパック寿司を買う。一緒にタルタルソースのチキンフライとサラダを買う。いつも帰宅するともう意識が底の底まで落ちている。適当なYOUTUBE動画を見ながら夕食を食べる。空腹は最大の調味料である。信じられないくらい美味しかった。

 とりあえず習慣が大事だとキューベースを立ち上げる。少しはギターを弾こう。触る事が大事だ。イントロだけは作った曲を今流してみたが酷い出来だった。しかしまあ何の歌を書こう。春の歌がいいだろうか。アルペジオを二本重ねる曲が書きたい。

 

 駄目だ。眠気と疲労だ。目元が熱い。幸せになりたい。また木曜日。