昨日は知人から連絡が入って、やったことのない依頼をこなしていた。音声の編集的なものだった。自分はDAWを使ってこんな事を一応は出来るんだなと、認識した。
ココナラやクラウドワークス等の個人と個人をつなぐ、小さなお仕事というものが増えている時代である。一瞬こういった事もチャレンジたらいいのかもとも考えたけれど、踏みとどまる。
別にやりたいことではなかった。
自分は自分の音楽で暮らせたらという、いつまでも解けない呪いのような夢を持ち続けている。しかしまあ、聴いてくれている人からたくさんの時間やお金を取り上げるような意識だけは嫌である。
倹約と、認知が広がり、そんでだれか一人が救われるような曲を書こうとまた思った。きれいごとだけでは、節制した倹約の仕事すら夢では当然飯を食えない。なんなら、一度ばきばきに折れ曲がって墜落した夢であることは間違いがなさすぎる。
まあそれでも瞼の裏側にべたりと貼り付けた、こうなってみたい未来みたいなものは、いつまでも持っていながら、自分の良いと思ったものを作れるようにがんばろうなどと、思った。
知人自体からの依頼は面白く取り組めて、そしてまた自分の現在位置を考える良いきっかけになったように思った。
もちろんそういった依頼を今後もまったくやらないわけではない。本来は上記した夢に向かうなら堅実な依頼をこなす方が早道なのかもしれないけれど。やっぱり自分は良い曲を作るってのを、自分で自分が感動するってのを心の奥に根差してやりたいので、取り組み自体を強制的に増やすのは辞めておこうなんて思いました。
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質問箱「将来やりたいことが見つからないんですけど、いつまでに見つければいいと思いますか?」
いつまでとかないと思います。
生きるのなんてもっと気楽でいいし。楽しくうろうろして見つかったらやればいいやくらいで。
色々行けるように、例えば資格取るのだって勉強するのだって大事だと思うし。
見つけるために、楽しそうな匂いがする場所におでかけしていけばいいと思います。
そんで見つからなかったら見つからなかったで、手堅い仕事とかして、趣味とかでにこにこして過ごして、そういうのもとっても良い将来だと思います。
ふぁいと、おーですよ。と梨花ちゃまも言っていましたよ。
質問箱「好きなテレビ番組はなんですか?」
「サ道2021」が好きです。原田泰三主演のサウナのドラマです。一期は十回くらい全話見ました。昨今のドラマって何故かまだマスクをみんなしているっていう世界になってないんですよね。
世界の当たり前や、地続きとしてドラマの世界って出来ているはずなのに、みんな俳優さんはイケメンなお顔を出して演技を続けています。
そこでサ道の登場です。サ道の舞台は2021年。サウナに入りつつも皆がソーシャルディスタンスを守ります。そしてゆっくりと熱気の中で自分を見つめます。皆が最初からマスクをして語り合い、僕らの世界の何処かに彼らがいるというリアルを伝えてくれています。
驚きですね。まさかサ道が時代を切り開くとは。いや、そんなにテレビ見てないからもうそういうドラマあるのかもしらんけど。
おすすめ!
また明日。