いやなものはいや

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 ずっと通っていたお店が事実上の倒産を迎えた。おそらくはたくさん二度と会わないであろう人たちだけれど、悲しいという感覚はあまりない。あってくれたらよかったのにな、というような小さな希望みたいな蝋燭がふっと消えただけという感じである。

 昔からあまり、卒業式というものには悲しいや寂しいというものを覚えた事はなかった。ああ、やっぱりそのうち終わるよな。でもなんとなく生活の一部だったものが切り替わっていくんだなと次の形にカタカタカタと音を立てて変えていくだけだよなと。冷たいのかもしれないが、単純に自分が本当に大切にしていないのかもしれない。例えば本当に大事な人と関係が決裂した事はいつだって悲しいし寂しい。結局一つの枠組みみたいなものにはそこまでは感情が動かないというだけだと思う。

 それでもなんとなく、続いていくものだと思っていたものが、ぱたっと倒れて二度と進まなくなる、というのが人生だ!と己にまた刻み付けつつも生きていこうと思う。

 あーあ。

 

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 土日で一応は「青と雷雨とブリキの如雨露」がフルコーラスが出来上がった。かなり歌詞がさらさら~っと書いた曲にしてはとても気に入っている。いつものように音楽というよりは言葉で殴るというような曲ではなく、今回のような作り方が出来た事は個人的には成長だった。またいつか公開した時は聞いてくれたら嬉しい。

 

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質問箱「なにかしていなくてもものを作るのは大変なのに、お仕事されている上音楽活動をされているヨノさんは本当にすごいと感じました。仕事て疲れてなにもせず寝てしまうことが情けないなんて思わず、お身体と相談しながらゆっくり楽しく制作してもらえると嬉しいです。応援しております。」

 

 やさし!まずめっちゃ嬉しいです。ありがとうございます。でもいつもなんだか不甲斐ない思いを感じるのは、こう、やりたいとか気持ちはあるのに、作れていないとか、作ろうとも出来ていないとか、出来るだけ自分を変えていきたい気持ちがあるのです。

 あらがいたい~!ありがと~~!!

 

質問箱「恋人にきっぱりと嫌なところは嫌って直接言った方がいいのでしょうか」

 

 うーん。多分嫌な所っていつか言うんですよね。言わないって事は一生諦めるって覚悟を決める事だと思うんですよ。もしくは感情が霧散するのを待つ。でもだいたは嫌な所って何回も生活を恋人と過ごすたびに登場すると思う。

 だから俺は「いやだな、いやだな」って日々を過ごして、結局いつか未来で言うのであれば、きちんと伝え方を考えた上でなるべく早く、嫌という気持ちを伝えたほうが、いつまでも嫌という感情を燻らせる必要がなくなるので、僕は伝えたほうが良いと思っております!

 

 また明日。