顕微鏡でぼくを見つけて

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 禁酒三日目。そういえば今日は水曜日だった。そして明日は祝日である、秋分の日だっけ。今日は少し咳も軽かったから、どうか自分にやる気を出してくれと祈っている。

 職場。あいも変わらず斜め前で後輩がねぼすけ状態となっている。どうしても自分の上司も、時に指導している自分も一日二時間ほど眠りこける彼に対してモノを教える際に厳しい語彙となることがある。

 人となりとしては大人しく真面目であるのだが、リアクションが薄く、そして毎日眠りこける。これはもう病気であると思うので、例えば通院して、それを周知してくれるくらいでないと会社としては他の社員に示しが付かないと思うのだが、安定の放置をされたままである。

 

 まあ、おそらくは悪気はないのだが、真っ昼間に常にカップラーメンをかっ喰らい、安定の糖分過多でのインスリンショックも重なり、必ず昼明けは眠っている(声をかけると覚醒する)。

 例えば彼の体の問題であっても、もしも体の問題なのであれば毎日眠りこけるのであればそれは彼自身が周りに周知する責任が生じると思う。いちいち誰かに「起きろ」などと会社で注意など誰もしたくないのである。僕も上司もひたすらにため息をついている。

 

 やはり悪気があろうがなかろうが、無知であり子どもであるということは誰かに迷惑をかけ、会社のような利益を作り出す団体でそういった人がいると、非常に困ることは確かである。今後自分の仕事も彼と分配していくそうで、全くもって信頼を持って預けられないのは致し方なしである。

 個人的には誰かの「どうしようもない」ものを攻めたくはない。自分だって多くの迷惑を誰かに「どうしようもない」要素でかけているからである。それでも例えば自分の病気のことで迷惑をかけた場合はそのスジ自体は通しているつもりだし、やはり彼は、眠りこけるのであれば通院をしている、そしてそれを僕らに周知する責任を無視しているという形になるのではないだろうか。

 まいったなあ。

 

 なんだかこの会社では、新しい自分への問題を問いかけられているような気さえする。正しいとはなんだろうか。そんで何で僕はこんな同しようもないことでもちょっと嫌な気持ちにもなるのだろうか。「当たり前に考えて、こうじゃないか!」という簡単で強引な回答はなかなかに持ちにくい。いや、でも、なーーー!!

 毎日そんなことを考えながら、げほげほと咳をしている僕であった。

 

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質問箱「ラブレターもらったことありますか?」

 

 中学校くらいの時に一回だけあります。

 ああ、もうなにもかもなつかしい。でも手紙は、なんだかあとで読み返すと悲しくなる。過ぎ去ったもののような気がしてしまう。だからファンレターとかも以前は頂いていたけれど二回は読めていない。

 

質問箱「たくさん汗かいたあとに飲むのはなんですか?」

 

 水だ!みずこそわれらだ!きゅうりはほとんど水らしい。我々はほとんど水らしい。

 だからわれわれはきゅうりである。

 

 またあした。