大学のころは

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 僕は高校卒業で埼玉の大学へ上京した。姉と東京の板橋で二人暮らしをしていた。 家賃は両親が出してくれていて、その他の遊び等はバイトで賄う生活だった。

  はじめて大学のキャンパスにいって、気の合う友達というのを初めて見つけた。中学校からアコースティックギターを弾いていたから、ずっとその仲間が欲しかった。高校にも中学にも軽音楽部はなかったから、ずっとひとりだった。


 へたくそなりに、成立できる弾き語りはできたのでバンドは一緒に組むことができた。アジカン、フジファブリック、GOING UNDER GROUND、下北座っぽいロックをコピーした。

  ずっと一人だったから、友達がうれしかった。僕の家に友達が遊びに来てくれて一緒にアニメを朝まで見るのが嬉しかった。はじめて認められたような気がした。
 陰気だけど気の合う仲間と地下にある第一食堂で、タバコを吸ってアコギを弾いていた。たまにおでんを食べて、だいたいは何の生産性もないことをし続けた。

 

 今も僕はとても幼い側面をもっているけれど、あのころはもっと子どもだった。いつも僕の精神年齢は5年ほど遅れているように思う。服はまったく片づけない。部屋はちらかりっぱなし、カップラーメンを放置して、カビてるとか。そういうごみみたいになっていた。親に依存しっぱなしだった人間はこうなるって感じ。

 

 姉と暮らしていたので、ぎりぎりの一線を保てていた。基本的に半分いじめのような事をされていた中学校、高校だったので、浮かれていたんだと思う。浮かれたまま。ふわふわと楽しく日々は過ぎた。

 

 楽しかったなあ。一度目の青春。

 まとまらん文章だ!また明日。