「ghostnoteの話」

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 電車が人身事故で止まっていたので、つい行きつけの居酒屋に行ってぽつぽつ一人で
飲みました、その時は幸せでしたが、帰ったら作業してようと思っていたのにそのまま
眠りました。ばーか。ヨノです。

 一応1コーラス曲が出来たので禁酒1週間は回避しました。早朝三時に起きて手直し作業をしました。Aメロ全般や、Bメロのドラム、裏のピアノ、全体の音量感。
 本当に久しぶりに、何度も通勤でその曲を聴いてます。

 こうしよう、ああしよう。そういうのをざっくり決めて家で一気に作業するのは楽しい。がんばりたいな。

 

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 ghostnoteの話。

 ボーカロイドが個人的全盛の時に「富山の実家」と「東京」をよくよく往復していた
時期に作った曲。ヘリポートNo.9ってバンドをボカロP5人で組んでいて、オリジナル曲とカバー曲1曲ずつでアルバムを作ろうという話になった。
 それ用に作ったというよりは坦々といつものように作り続けていて、その中で
すごい手ごたえがあったので、そのまま入れさせてもらった。

 26~27くらいの時に作ったんだけど、ちょっとずつ人生の岐路に知り合いが立たされ続けていた。そして、実際に過去の遺物すら今の世界から姿を消したのが、とても悲しい気持ちになったので、それが自分に付いてくる幽霊に感じた。
 そんな感じから作っていった。友達の家が取り壊されたり。好きな人が好きじゃなくなって結婚してしまったり。そういう本当は凄まじい痛みをもって訪れる出来事が、まるで当たり前のように現象として起き続けていた。

 自分はどうしたいんだろう。
 結局行動のあとに、事実はついてくる。その事実は、否応なく自分や人を傷つける。
 そのくせ傷つけた事すら傷つけたことにならない。見えない幽霊みたいなそんな歌になったと思う。

 すげー懐かしいな。

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 ghostmusicってアルバムでもそこにベダって強い色を与えている曲だし。
 いつまでも好きだといってくれる人が多い曲。
 曲の雰囲気は下手なりに古川本舗さんにすごい影響をこの頃うけていて、
水みたいなシンセやピアノの音がたくさん入っている。

 

 そんな感じ。今日はこんなところで。