陽炎

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 感情の熱がなければ、書こうと思っていた事も書けなくなる事はよくある。気分が乗らない、便利な言葉ではあるけれど。人間は論理よりも気持ちには嘘をつけないもんだと思う。おそらくは約束だったり、執念だったり、義務感だったり、習慣だったり、そういったいろんなもので、それぞれの人が熱を作って、とりあえずなんとかそういうものを作って色々な活動に取り組んでいるんだと思う。  


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会社の昼休みにブログを書くのも慣れてきた。手だけを動かすような仕事をするときに、ぼんやりと内容を考えている。今も会社のパソコンに打ち込んでから自分のスマートフォンにテキストを移動させて更新するようにした。ブログをはじめて書き始めたのはいつだったろうか、おそらくは中学生のころから書いていた気がする。あのブログはまだ生き残っていたりするんだろうかと、インターネットの宇宙に放り出されて今となっては情報の藻屑と化して誰も見ることもないし、腐る事も、化ける事もなく打ち捨てられているのだと思う。
それこそ黒歴史のような語彙力もなければ知識も知恵も信念もない馬鹿の日記。それは出来る限り消してきたつもりだけれど。消しきれない馬鹿な歴史は、いくらかあると思う。

 


 昔ボーカロイドも始める前から弾き語りを公開するようなサイトにへたくそな歌をアップロードしていたころがあった。それでも音楽活動を続けていたりするとTwitterのDMで「そんな頃から、ずっと聴いてました」なんてメッセージをもらったことがある。自分も誰かのサイトや曲、ブログ、動画を無言で見つめている。有名人じゃない人のツイッターをぼんやり見ている日もある。この人と話をしてみてえもんだなあ、でも声をかけても仲良くしゃべれるわけでもない。まず仲良くお喋りするまでに突破しなきゃいけないいくつかが多すぎる。なんとか文字数も稼げたのでこのへんで。また明日。 

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