透明な

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 最近は手ぶらで会社に行っている。胸ポケットに名刺入れと数枚のお札とクレジットカードとsuica。ピーコートを羽織って、一冊文庫本を胸ポケットに入れる。あとはBluetoothイヤホン。これで最悪な満員電車も少しはマシになる。寒々しい空をボケーと見て、たまにいい感じだったらスマホで写真を撮る。毎日毎日似たような仕事を続ける。どうしようもない社会人だ。でもまあなんとかかんとか自分で稼いだ金で日々生きているのだからたまには誰かに褒めてもらってもいいんじゃないかと思うが。褒めてもらう代わりにいくらかの給料を頂いているわけである。まいったねえ。

 

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 自分が唯一もっている作曲の美点はちょっと変な視点を入れこむ事だと思っている。むしろそういう視点がないとなかなか形になってくれないまである。くまのぬいぐるみの一人称とか。風俗嬢の子の恋の話とか。水族館の最後の日とか。恋をしていたけれど一切対象の相手にアプローチもできなかった子の日々を書いたり。穿った視点で歌詞にしてきた。もっと変な歌詞を書いてみたいと思って、最近は「あなたが株式会社ならいいのに」という歌詞をスマートフォンに書き込んだんだ。なかなか面白い歌詞だと思って見直してみるとちょっと馬鹿っぽいと思って結局辞めた。不思議な視点ってのは表現が追い付かなきゃチープと表裏一体で難しいなと感じる。まったく難しいなぁ。やっと土日になるので今週こそ1コーラスくらい作り上げたいと思う。

 

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 ボーマスおつかれさまとかそういえば文章にしていなかった。orange color disc.から今日セカンドセカンドさんの曲「マーマレード」が投稿されていた。とてもいい曲なので聴いてくれたら嬉しい。「聴いてくれたらうれしい」なんて、俺は一体なにさまだとは思うけれど。blueのときもorangeの時も俺とヘリが主催になって、VOCALOID新曲リンクとかで探してお声掛けしている。参加してくれた人にもっと力添えできたらいいのにというはがゆさが常にある。でも、なんか俺らが動かなかったらこういう出会いも音楽もなかったのかと嬉しい気持ちにもなったりするのである。

 

 ボーマスのハイライトなんだけど、CDを購入してくれた人がありがたい事にサインを求めてくれた。その時「俺」「ヘリ」「セカンドセカンドさん」が売り子をしいた。俺はウサギの絵を書いて「Yono」と書いた。ヘリさんは自分のサインを書いた。セカンドセカンドさんが「俺、サインとかないんすよね…セカセカって書きます」と言っていた。お名前をフルネームでサインとするのかな?と思って、のぞき込むと「セカセカ!」と書いていた。本当にセカセカと書いていて、謎のビックリマークも追加されていて、ちょっと笑った。チャーミング!

 

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 久しぶりにブログの方で文章を書いた。またぽつぽつ書きます。またチカヂカ。