うちがわもそとがわもだめになる

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 11月になった。一年はすごい速度に感じる。もっと新しい事をしたいと思っている。
 土曜日は、誘ってもらえてボードゲーム会に行ってきた。ヤロウが15人くらい集まってみんなでボードゲームをやった。「赤ずきんは眠らない」と「アヴァロン」が特に
面白かった。

 

 誰かと遊ぶのは楽しい。人間はすごいって思う。なんだその感想。なんだろう。思った以上にみんな考えているって思う。当たり前なんだけど。ゲームという共通言語で会話するときに距離は縮まるが、それが終わった後はいくらも距離が離れていくように感じる。それはとても当たり前だけれど。


 結局人間は自分が好きな動物だから、自分の影を相手に探しているという事なのかも
しれない。楽しく遊んだあとさみしい気持ちになるのは、別にその時の人たちとの分かれがさみしいのではなく、何処か誰とも会話できなかったという虚しさのほうが自分に残る。それをどうやったら治せるんだろうと考え続けている。
 
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 日曜日は曲を書こうと決めていて、朝から起きて立ち向かうが早々にばきりと気持ちが折れる。一日中レモンサワーを飲んだり、寝たり、たまに起きてマインクラフトをして地獄のような一日を過ごした。
 生産性もなければ、楽しさもない。本当は色々出来るはずなのに、あの気持ちが完全に閉じこもる。「楽しく」マイクラが出来ていればいいのだが、「楽しく」お酒を飲めていればいいのだが。ずっとなんだかどうでもいいやという気持ちで時間を過ごしている。


 俺は定期的に本当にだめになる。悲しいでも楽しいでもなく、すべてのスイッチが閉じる。一日たった今になって、思う。無理にでも外に出たり、曲を書けばよかったとか。でもあの瞬間は内側も外側も全部含めて駄目になっているから。どうしようもなくなる。治したいことばかりだけれど、なんとかやってます。また明日。